【お金の大学 両学長 おススメ本】「ナヴァル・ラヴィカント」エリック・ジョーゲンソン

おすすめ本

ナヴァル・ラヴィカントとは?

自分は、読書の習慣があります。

本書は、現代のお金、富を獲得する哲学者の金言として富の築き方と心の持ち方について書かれています。

ところで、題名になっているナヴァル・ラヴィカントとは誰のことでしょう?彼はシリコンバレーと世界中のスタートアップ文化を象徴する存在と言われています。経済的な成功だけでなく、人生や幸福に関する独自の哲学を語り、世界中に読者やリスナーがいます。

インドで生まれ、生きる伝説と言われているナヴァルの行動、思考が自身の血となり肉となる良書です。全米でめちゃくちゃ売れていて、評価も恐ろしく高い!世界各国で翻訳され、やっと日本でも……という感じです。

本書では、節約や富を得るのは、努力よりも方向性が重要だと言っています。富を得る為に1分でも多く時間を使うのであれば、どの方向に進むのが良いか考えることに時間を使う。

どんなに時間を使って安いものを買いに行くより、調べまくって一円でも安いものを探すより、方向性を決めるために時間を使う。あるいは、最も大切な自分の自由な時間を作る。

人生の選択は3つだけ!変えるか、受け入れるか、放っておくか!

人生の選択は3つだけ!変えるか、受け入れるか、放っておくか……

もし、富を得たいなら、自分の働いた時間のみが収入という構造を変えること!

この考え方が、とても大切。

バビロン大富豪の教えで10%を貯金せよとありますが、10%ずつ貯金をしても10年後にお金が増える実感は全くないと思います。

節約や富を得る為には、安定した心を持つことがとても重要です。例えば、孤独感を埋める為にギャンブルやキャバクラ、お酒や買い物をしていないでしょうか?まずは、大きな出費をしないこと!しかも、何かの心のスキマを埋めるようなお金の使い方は危険です。

はあ、お金を散財してしまった……と後悔することもあるでしょうし、お金を使うことで埋めたいツラいこと、嫌なこともあるでしょう!

そんな時に、心をフラットにすることが出来るスキルがあります。

一歩下がって今までの人生で経験した苦しみを見つめること。

これを考えると、そこから数年間で自分がたどった成長と向上を振り返ることができます。敗者、貧乏、どん底から、這い上がり成功するか、しないかを分ける思考スキルだと思います。

苦しい、つらい、耐え難い、きつい、など負の感情で心がいっぱいになった時にはこの思考スキルを使って下さい。

「この状況のポジティブな面は何だろう?」と考える。

宇宙が、これから何かを教えてくれる。耳を傾けて学ぼうと、ややスピリチュアルな言葉でナヴァルも書いています。

日本人の約65%がマイナス思考、ネガティブに考えてしまいます。ちなみに、アメリカ人は12%だけだそうです。自分は、元々かなりのネガティブ思考の持ち主です。

何か悪い事、つらいこと、きついことがあると、反芻思考で物事のネガティブな面を頭の中で何度も何度も繰り返してしまいます。

この2つの気持ちの切り替えが、秒で出来るようになると良いです。特に、何かをやると言うよりは、不要な高額な出費がなくなります。

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