【第一の教え】収入の10分の1を貯金せよ。
この本の中で最も有名な教えになります。正直、これが出来たら苦労しないよ……と思ってしまう方も多いでしょう。
これが出来れば、実際にどれほどお金が貯まるのでしょう。仮に24歳で就職して20代は20万円、30代は30万円、40代〜60才の定年まで40万円の月収があったとします。20代で240万円、30代で360万円、40〜60才で960万円の合計1560万円の貯金となります。
本書でも、バンシルは何度か無一文になり、借金を作ったりもしてしまいます。クレジットやローンなど、目に見えない借金を作りやすい世の中でもあります。
その度に、この教えに立ち返りコツコツと貯金をしてチャンスに備え、借金を返していきます。
漫画なので、お金に悩まず自由な人生を送るために大切なことが”あっ”という間に読めます! しかも最後は泣けます。チャンスに備える為の貯金!
チャンスに備えるとはどういうこと?
実は貯金は1560万円を老後の為にコツコツと貯めるのではなく、チャンスを掴む為に貯金をする事も大切です。例え、100万円の貯金があったとしても、10万円かけて勝負する時は勝負することが重要です。
仮に10万円で掴めたチャンスも10万円以上の貯金がなければ勝負出来ませんし、同時に体を壊す事もあります。余剰を残しておくことも重要で、常に全額使って勝負し続けるのはやめた方がよいでしょう!
単純に将来の為だけにお金を寝かせることが貯金の本質ではないことを理解しておいてください。チャンスがあれば、余裕資金がある状態で勝負か投資をしましょう。
勝負というとギャンブル?と思ってしまうかもしれませんが、これはやめてください!ギャンブルは、差はありますが必ず胴元が勝つ仕組みになっています。大きく勝つ可能性があり勝ちやすいものほど、最終的に大きく負ける可能性があります。
手堅い投資とは何でしょう?
誰かに投資するのではなく自分に投資する。本当に、手堅い投資は良書を購入して本を読む事ではないでしょうか?
次に元手がほぼ0円で出来る勝負としては副業などが挙げられます。例えば、ブログやYoutubeなど。成功するかどうかは何とも言えませんが、失敗した時のリスクがなく何度でも勝負することが出来ます。
自分が動くのではなく、お金に働かせるのであれば、本書でも書かれていますが、全世界株式かS&P500のインデックスファンドに無理のない金額を積み立てていくことでしょう。税制を最大限に生かすためにNISAとIDeCoは必須です。手堅い勝負や投資は、手間と時間が掛かります。この労力を惜しんではいけません。
波に乗ってしまえば、初期の時間や労力や努力は回収出来ます。
回収出来なくても、やり直せますし、やめることも出来ます。
いきなり、商売を始める場合でも初期投資は抑えること!失敗してもやり直したり、やめることが出来るようにすることが大切だと肝に銘じて下さい。
漫画 バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す五つの黄金法則
画像引用元・Twitter「漫画 大富豪バビロンの教え」公式(文響社)
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