第三の教え 貯えた金に働かせよ
お金の働かせ方
お金持ちになる為に、必要になるのがお金を働かせることです。一カ月に一回給料をもらったり、時間で仕事をすることはお金を働かせた収入とは言えません。つまり、サラリーマンでの収入はお金を働かせていません。
放っておいてもお金がお金を生み出すにはどうしたら良いか考えてみましょう。
貯金も銀行に預ければお金に働かせていることになります。一定金額(1000万円)以内であれば減る事がないので、100%ガチガチで働かせています。ただし、ご存知の通り利率が低すぎるので、働かせてはいるもののお金を増やすのは難しいです。
次は、お金を一旦お金でない権利にしてお金を増やす方法です。お金を不動産や株式(投資信託)の権利に変えて働かせる方法です。これが、サラリーマンにとっての一般的なお金の働かせ方だと思います。また、先物取引やFXなどもこれに当てはまります。外貨預金やビットコインも、あくまでも普段使用している通貨を使っている訳ではないので権利でお金を増やしていると考えた方が良いでしょう!
三つ目は、会社を企業する、店をオープンするなどお金を人的資源に変えて、働かせる方法です。人を雇わず独立して自分で全て一人でやっていればお金を働かせていることにはなりません。
四つ目は、お金を一旦商品に変えて、お金を増やす方法です。これは、売買の労働を差し引いた金額で価値の上がり下がりのことを指します。
例えば、値が上がるもの、金(金属)や時計の購入、せどりも含まれます。また、ブログやYoutubeなども作成してしまえば商品と考えることができます。ただし、このお金の働かせ方で注意しなければ、自分が行った労働は差し引いて考えないといけません。
お金の働かせ方は、大きく分ければ4つのパターンに分かれます。
ひでろんのお金の働かせ方
サラリーマンである自分が行っているのは二つ目のお金を権利に変えて働かせる方法です。
①土地と建物の権利を所有して人に貸して収入を得る
②米国株式、日本株式、全世界株式を定期的に投資信託(インデックス投資)で購入しお金を働かせる
③確実にプラスになるであろう株の売買を行う
最も安定しているのが①の不動産投資ですが、この権利を獲得するのには、まとまったお金やチャンスが必要となります。
貸す相手も必要になる為、ご自身でしっかり勉強してから臨んで下さい。ネットや電話の広告は信用してはいけませんよ。簡単ならみんなやって、みんな利益がでますから!とはいえ、自分はサラリーマンとほぼ同額を不動産の権利で、お金を働かせ稼いでいます。
次に本書でも推奨している②のインデックス株の権利を購入し働かせるやり方ですが、とにかく何十年という長い期間働かせ続ける必要がります。人は一年で出来ることを過大評価する。逆に人は十年で出来ることを過小評価する!最低でもお金を10年は働かせ続けて下さい。
①期間は最低10年以上運用する、②ネット証券(SBI証券はオススメです)で購入する、③国の税制制度のiDeCo、NISAを使うこの3つにさえ注意すれば、最も簡単に高確率でお金を増やせるお金の働かせ方になります。ただし、損をすることもあります。
日本の株式市場が出来てから、10年という期間でくくると数日間は損をした10年があります。
ドルコスト平均法(1週間に1回、1ヶ月に1回定期的に設定した日に自動購入していく)で購入し、10年たったら売るという行動を繰り返した場合、未来は分かりませんが、ほぼ100%負けない働かせ方になります。また、20年間という期間を頂けるのであれば、ドルコスト平均法を使わなくてもほぼ100%負けません。
未来はわかりませんが、過去にさかのぼればこの二つのやり方は99%に近い確率でお金を増やすことが出来ます。
最後に、株の売買ですが、ipoの抽選に申し込む、タイムセールで購入して売る、社会的なトレンドや数週間の株式の流れから売買する。
短期の株の売買はうまくやれば勝てますが、勝てる確率の高いものは人気が高いと思って下さい。また、一般的に知られれば知られるほど、価値はなくなります。例えば、コロナが流行り出してすぐ、出前館の株を購入し倍になった所で売りました。一時期、前日の米国の指標とアシックスの株が連動していたので米国の指標が下がった翌日に購入し上がった日に売っていました。
現在は、宝くじだと思って、勝率80%〜90%と言われるipoの抽選をSBI証券で行っています。これも認知度が上がるけ前は個人でも当たりが出ていたようですが、今はポイントによる確実な当たりを目指してやっています。
本書を購入し読んで頂きたいですが、貯えたお金を働かせるのに、再現性が高く、確実性が高いのは②のインデックス投資を長期運用することだと思います。
画像引用元・Twitter「漫画 大富豪バビロンの教え」公式(文響社)
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