【節約ブログ】強気な交渉術、72,908円→38,500円で解決!

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車検の金額でもめていた件の決着がつきました。自分にはいざという時の交渉の強さがあります。

自分は、相手が敵や関係ない人に対しては徹底的にやってしまう傾向があります。逆に、味方や関係者だと守ってあげるというジキルとハイド的な側面があります。

敵に回ると本当に嫌なタイプだと思います。敵や関係ない人に対しては、一部の隙も見せませんし、冷静に考えると怖いくらい相手に同調、共感しません。更に結果も、圧倒的に自分有利な結果になります。

この部分を強くなり過ぎず、少し柔らかくできるようになれば、生きやすくなるんだろうと思います(交渉に負けないからね)

強気に行くか(敵)下手に行くか(味方)は別として、交渉の場面で大切にすべきことがあります。

交渉では、自分の素のキャラで正直に交渉すること!

自分の素のキャラを出して交渉した方がはるかにいい交渉結果になるということが研究で出ています!!

自分の素のキャラを隠して交渉しようとすると、脳の大部分が自分を偽ることに使われます。
キャラを演じたり、自分を偽っていることが相手にバレていないだろうか、良く思われているだろうか?と交渉とは関係ない不要な部分に脳の大部分を使ってしまいます。

たしかに相手のことを考え相手に合わせて交渉すると、うまくいったような気分になるかもしれません。


相手に合わせたのだから、きっと相手も満足してくれているだろう、結果としても十分だろう、と思い込んでしまいます。

残念ながら、自分を偽ることで本来のパフォーマンスを発揮することができていないので、いつのまにか不利な条件を飲まされていたり、後で後悔する結果になったりします。

自分のキャラを偽ることによる脳のパフォーマンス低下のデメリットが、相手に合わせるメリットより大きくなるということは理解しておきましょう!!

一言で言うと脳を交渉に全力集中させた方が結果が良い!ということです

他にも人にYESを言わせる技術がつまっています。


影響力の武器[第三版] なぜ、人は動かされるのか

簡単に出来る強気な交渉術


交渉では多かれ少なかれ、強く交渉する場面もあれば、下手に出る場面もあると思います。

実際のところ、どちら方が交渉結果が良くなるのでしょう?

質問です。皆さんはどちらのタイプの交渉をすることが多いですか?


①強気に自分の求める条件をはっきり伝えて交渉

②じっくりと信頼関係を築き、その中で出来るだけ自分に有利な条件を引き出そうとする交渉


どちらのタイプの方がいいのかということを実験した研究があります。

実験対象としてはスマホを売ろうとしている775人を対象にした実験、架空のスマホの買い手として実験者は交渉をしました。


具体的には、ネット上の売買サイトで、実験者は、スマホの売り手が提示している金額の80%の価格であれば購入してもいい!というメッセージを送りました。


内容は同じですが、伝え方を強気にしたパターンと友好的な表現にした2つのパターンを用意。どちらの方が有利な条件でスマホを購入するところまで話を進めることができたかという研究です。

以下の2パターン、下手に出てやわらかい表現を使ったメッセージと、強気できつい表現を使ったメッセージのパターン。どちらの方が交渉が有利に進むのかということを調べています。素晴らしい研究ですよね!

友好的な交渉

「もしよろしければ今の価格から2割だけ安くしてはいただけないでしょうか? ご無理だったらもちろん結構ですが、可能でしたら明日までにご連絡くだされば、購入させていただく用意があります。」

強気な交渉

「2割引きにしてくれるのであれば明日までに知らせてください。それができないか明日までに連絡がなければ他をあたります。」

①の丁寧に友好的にお願いしてくる人の方が値引きに応じてあげようという気になるような気がします。


ところが……

驚いたことに実際の結果は逆でした。

強気に交渉した場合の方が、その金額を受け入れ、望み通りの金額で買うことができる確率が高かったのです。

結構、ショックな結果ですよね。


きつい調子で直接的なメッセージを送った場合の方が、こちらの提示した条件を相手がそのまま飲んでくれる可能性が高くなりました。

反対に、下手に出た場合のメッセージでは、相手が新しい条件を提示して交渉を仕掛けてくるケースが増えました。

自分も普段は非常に物腰の柔らかい、優しい雰囲気の人間なので交渉ベタな印象を受けますが、いつもそばにいる妻からすると交渉で負けないので心強いそうです。

つまり、強気で厳しい表現の交渉はこちらの条件を相手がそのまま受け入れてくれる可能性が高くなり、下手に出た交渉をすると相手から別の条件を提示され、こちらの提示した条件で購入することが出来る可能性が低くなります。

更にもう一つのポイントがあります。
どちらのメッセージにも「 明日までに連絡をください」という内容が含まれています。

強気なメッセージを送った場合の方が、相手の反応が早くなったのです。
強気なメッセージの方が相手の返信が早くなり、弱気な表現でメッセージを送った場合には返事がないことが多くなったそうです。

つまり、柔らかい表現で交渉を仕掛けると損をするのです!交渉の時は、強い態度でいくだけで勝つ確率が上がると思っていれば良いでしょう!!

別に自分のように相手を攻撃する必要はありませんが、直接的な強気な表現で交渉を仕掛けた場合の方が、相手の返信も早いし有利な条件で交渉を進めることができる可能性が高くなります。論破王ひろゆきによる直球本です。


論破力 (朝日新書)

相手と直接、対面した場合の交渉ではどうなるのか?

この研究チームは別の実験も行なっています。対面で全員に価格交渉をしてもらう同じような実験を行っています。

上記実験のようなメッセージのやり取りではなく相手と対面した場合でも友好的な態度で交渉するのは、強気な態度で交渉することに比べて、平均で15%も高い金額を支払うことになるという結果となりました。

ネット上であっても直接会って交渉する場合でも、残念ながら交渉では友好的な態度で臨んだ方が損をしてしまいます。つまり、強気でいった方が良い!ということですね。

これを知っておくと、いざと言う時に大きな節約になりますよ。

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